2005年12月30日

政争のかほり

新聞出版総署に龍新民を任命す(人民网)
前任の石宗源が貴州省党委員書記に栄転したことから行われた人事。前北京市党委員書記。

西側記者に人気のあった外交部部長補佐の瀋国放に突然の降格人事(明報)
同(中央社)
中央社の記事には、瀋国放の言論統制に対して消極的な姿勢が災いしたのではないかと記している。瀋国放は、次世代の外交部長と目されていた人物。外交部のサイトからは、既に彼の足跡は全て削除されている。

中国銀行ニューヨーク支店詐欺事件に絡むトラブル(博訊網)
瀋国放の突然の降格人事の原因は、国連副代表時代に中国銀行ニューヨーク支店で3400万ドルを騙し取られた事件に絡む処分であるという、外交部関係者からの声として掲載している。
いや〜、どうだろう。この事件、1992年〜2000年に起こった出来事で今更な感もする。彼が国連副代表になったのは1998年。

外交部曰く「瀋国放の転任は正常なもの」(明報)
転任に他意はなく必要上のもので正常なものである。

新京報編集長の突然の罷免(香港文匯報)
新京報編集長ら3人が突然罷免された模様。原因は不明。光明日報による敵対的買収との噂アリ(Danwei「Guangming ousts Nanfang and takes over The Beijing News?」)。

同(中央社)
新京報は売れ行き好調な新興新聞社とあります。
売れる新聞を作る競争が激しいらしいが、北京オリンピックを控えて胡錦涛が従来の情報統制を更に強化したような雰囲気も感じないでもありません。

と思っていたら・・・。

「新京報」編集局長更迭か 中国(河北新報)
【香港29日共同】29日付香港各紙によると、当局の規制下にありながら比較的自由な報道で知られる中国紙、新京報の楊斌編集局長ら幹部3人が28日、解任された。詳細は不明だが、当局の意向に沿わない報道を続けたことを理由とした事実上の更迭とみられる。後任は同紙に出資し、より「保守的」とされる北京の光明日報関係者が務めるという。
新京報は、光明日報と中国広東省の南方日報が出資。政府の報道規制を破り、2003年の新型肺炎(SARS)再発を報じるなどした広東省の南方都市報の程益中・元編集局長が初代編集局長を務めた。程氏はSARS報道後、汚職の疑いで拘束された。

やっぱり。しかも、・・・

SARSの実情を暴露した蒋彦永に出国禁止(香港文匯報)
娘のいるアメリカへ行こうとしているようですが、許可が下りない模様。

幹部更迭に抗議、人気中国紙の記者らが大規模スト(読売新聞)
【北京=竹腰雅彦】独自報道で人気の高い中国紙「新京報」の編集局長ら複数の幹部が更迭され、これを不服とする同紙の記者や職員らが29日から大規模なストライキに入ったことがわかった。
同紙関係者が明らかにした。中国メディアでストが行われたことが表面化するのは、極めて異例のことだ。
新京報は2003年11月に発行を始めた日刊大衆紙。当局の厳しい規制下にある中国紙の中で、市民のニーズに沿った紙面と独自報道が持ち味で、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)患者の後遺症問題や、土地収用を巡る河北省の住民襲撃事件などをスクープ。
最近の松花江汚染問題でも11月24日付の社説では、中国当局による事実公表の遅れを「遺憾」だと論評していた。編集幹部更迭は当局の規制強化の一環とみられる。関係者によると、記者らは処分の撤回を求めている。
新京報は、「大胆な報道」を売り物に、創刊2年で部数を40万部に急伸させた。
(2005年12月30日1時15分 読売新聞)


新京報、仕事なんかやってられるか!(明報)
ということで、みんなでご飯を食べに行って仕事をサボっちゃいました。新聞社による大規模サボタージュは、1949年の建国以来始めて。

さー、きな臭くなってまいりました!

中国人の中国語はむちゃくちゃ by 韓国「中央日報」(新華社)
だそうです。
posted by 情報の蟲 at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 政局 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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